Another　第１２話　３／２８　あらすじと感想 #Another #アナザー

「これで終わったんだよね？…」。　惨劇は継続していた。しかし、火事に気付き始めた生徒たちが避難を開始している。　敕使河原くんと望月くんは、やはり、合宿所のおばさんに襲われていた。しかし、戻ってきた千曳さんに救われている。　火事の中をさまよう恒一くんは、逃げてきた生徒に声をかけた。しかし、その生徒は風見くんに刺されていた。風見くんは既に錯乱しており、恒一くんに包丁を向けて襲ってくる。　揉み合いの争いになり、押し倒された恒一くんに包丁が降り下ろされようとしたとき、風見くんが動かなくなった。赤沢さんが彼を鉄棒？で殴ったのだ。　とどめを刺そうとした赤沢さんを恒一くんが止める。赤沢さんは、目標を鳴ちゃんに変えて走りだした。炎の中で、赤沢さんと鳴ちゃんが対面し、争うことに。　それを止めに入った恒一くんだったが、火災のために床？（廊下？）が崩落し、三人とも落ちてしまう。しかし、気付いた赤沢さんが鳴ちゃんに掴みかかり、殺そうとしたとき、落雷が発生。　落雷の余波で、窓ガラスが割れ、その破片に突き刺されて赤沢さんは息を引き取る。赤沢さんは、恒一くんと会っていた１年半前のことを思い出していた。　火災の中で、鳴ちゃんは死者を探し、その彼女を追う恒一くん。恒一くんは、鳴ちゃんに携帯電話をかけると、彼女は「中庭に居るけど、来ない方がいいよ」という。彼女は死者を発見していたのだ。　急いで、中庭に向かった恒一くんはツルハシを持った鳴ちゃんを目撃する。そして、彼女の足下で倒れてきた瓦礫に押し潰され動けない三神先生がいた。　そう、彼女が死者なのだ。ここで、その事実を示す映像が出てくる。足りなかった教師机、３年３組だけの副担任。愕然とした恒一くん。また、驚くべきことに、鳴ちゃんは三神先生が通り魔に殺害されるところを目撃していたらしいのだ。ん？、鳴ちゃんは死者に関する記憶改ざんを受けていない？。　驚愕の事実を知らされた恒一くんだったが、彼にも思い当たることがあった。そして、別れを告げる一言をもらし、ツルハシを降り下ろす恒一くん。		Another 限定版第1巻 [Blu-ray]
災いの時は過ぎた。人々に以前の記憶が戻り、怜子さんは死者として認知された。合宿所の管理人夫婦も、災い関係者であったことが明らかになっている。エピローグで、敕使河原くんと望月くんが松永さんのように記録を残した。恒一くんの問いに鳴ちゃんは微笑で応えた。おわり。　結局、噂通り、「三神先生＝怜子さん＝死者」説が正解でしたね。前回から、ずっと考えていたのですが、１年半前に恒一くんが夜見山を訪れたのは、誰かの葬儀のためではないかと思っていたのです。そして、そのときに亡くなったのは怜子さんではないか、と思っていたのです。　しかし、怜子さんは災い圏外（つまり、夜見山の外）に出ていたので、矛盾が生じるなぁ、と思って除外してました。「災いの発生中ならば、死者は災い圏外に出れる」という災いの特徴が明らかになったということでしょうか。　もしくは、死者が夜見山の外に出れることを考慮すると、「死者の周囲における特定の範囲にいれば、災いが起こる＝死者の周囲（夜見山の町一つくらいの大きさｗ）が災い圏」ってことなのかな？。つまり、「災い圏は移動可能」ということにｗ、恐ろしいっｗ。こういう解釈だと、海水浴で亡くなった中尾くんの件も納得できますね。　松永さんが最近に怜子さんと会っていたというのは、彼女の葬儀に出席したことをうっすらと覚えていたんでしょうね。　生徒の席数が足りていて、先生の席数が足りない、というシーンは以前になかったよなぁ？。実は、「生徒の席数が足りなくなる」ということも災いの特徴（法則？）だと思っていたのですが、実際には「席数が足りなくなる」が正確な解釈だったようですね。　「さようなら、お母さん」と恒一くんがラストで言ってましたが、あれの意味が、よく判らない。単に、お母さん代わりの人だったから？。　怜子さんは一年半前に通り魔に殺されたことになってるけど、その通り魔は恒一くんに似てたよね？。もしかして、災いのために錯乱して、恒一くんが怜子さんを殺したとか？。それを鳴ちゃんが目撃してたとか？。　ちなみに、根本的な問題、２６年前の謎が残されてるんですが、これは原作で解決されてるんでしょうか？。もしかして、次回作のネタなのだろうか？ｗ。　海外ドラマ「プライミーバル」のカッター教授のような人が現れて、夜見山の謎に迫っていく物語が書かれないかなぁ、ちょっと期待したりしてｗ。　原作未読でしたが、面白かった作品でした。原作次第ですが、第２期があったりしないのかな？。それとも、同じ原作者さまの作品をアニメ化ですかね？
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