鬼物語しのぶタイム＜物語＞シリーズセカンドシーズン　第２０話　１１／１７　あらすじと感想 #monogatari #物語シリーズ

鬼物語しのぶタイム＜物語＞シリーズセカンドシーズン　第２０話		specium78スペシウム (specium78)のTwitterアカウントhttp://twitter.com/specium78
真宵ちゃん、昇天。　突然、伊豆湖さんは現れた。余弦さんは余接ちゃんに任せておけば大丈夫と思っていたらしい。伊豆湖さんは、場所を移して、解説を始める。　伊豆湖さんは、余弦さんが関わる仕事について、確認していると、暦くんの件に気付いたらしい。伊豆湖さんが言うには、今は安全だが、町には帰ってはいけないという。　まずは、あの暗闇のことだが、あれは怪異ではなく、非存在ともいうべきものらしい。怪異が怪異らしい行動をとっていない場合に、その怪異を消去するためにやってくるというのだ。今回、暦くんは、忍ちゃんが暗闇に狙われたと思っていたが、実際には違うらしい。　400年前、何故、忍ちゃんは暗闇から逃げられたのか？。それは、彼女が、吸血鬼としての行動の一つである吸血＆眷属作りを行ったためだという。では、今回の暗闇のターゲットは誰か？。　伊豆湖さんは、真宵ちゃんであると答える。真宵ちゃんは、暦くんとひたぎちゃんによって、母親の家に辿り着いたときに、既に、成仏しているはずだった。しかし、そのまま、存在し続け、さらに、人を迷わせることを止めた。　暦くんは、真宵ちゃんと一緒に居たときの行動を思い出した。最近では、迷わせるというより、むしろ、導いてくれた方に近い。そういった行動が、暗闇を引き寄せる結果になったという。つまり、真宵ちゃんは、周囲に嘘をついていたことになるらしい。　伊豆湖さんは、暦くんに三つの依頼を、問題解決の条件として出した。一つは伊豆湖さんの姪である駿河ちゃんとの面会、二つは彼女の仕事を暦くんが手伝う、三つは駿河ちゃんにも、同じ仕事を手伝ってもらうことを依頼する、である。　駿河ちゃんと伊豆湖さんの関係は複雑らしく、伊豆湖さんは叔母であることを隠して会いたいらしい。また、仕事には、駿河ちゃんの左手が必要らしい。暦くんは、三つの依頼を承諾した。彼としては、忍ちゃんのことが気になるらしい。　伊豆湖さんの説明によって、暗闇に対する対処法が明確になった。彼女は、狸寝入りしていた真宵ちゃんを起こし、結果待ちということで、携帯電話の番号を暦くんに伝えて去っていった。　対処法とは、つまり、真宵ちゃんが昇天することであった。ベンチの上で隣り合って座り、彼女の手を離さずに別な対処法を懸命に考える暦くん。しかし、真宵ちゃんの言う通り、ひたぎちゃんたちのことを無視できない。		鬼物語 (講談社BOX)
既に、真宵ちゃんは決心していたようで、区切りをつけるような話しっぷり、その度に、暦くんが引き止めようと懸命に考える。しかし、暦くんに、いつもように、「噛みました」をやって、成仏したいと真宵ちゃんは告げた。　暦くんが振り向いた瞬間、余接ちゃんに肩車された真宵ちゃんの唇が暦くんの唇に重なる。こうして、彼女は昇天していった。　扇ちゃんに真宵ちゃんのことを話した暦くんは、彼女の仕事について尋ねた。どうも、怪しい答えが返ってきた。彼は、真宵ちゃんのことを扇ちゃんに話して、様子を見るつもりらしい。既に、何かが始まっていた。つづく。　今回は、真宵ちゃんのCVである加藤英美里さんの名演でしたね。素晴らしかったです。　前回の記事で「ふと、気付いたのですが、真宵ちゃんが、度々、寝ているようですが、これも異変の一つなんですかね？」と書いていたのですが、当たらずとも遠からずといったところでしょうか。　また、扇ちゃんと暗闇との関係性についても、以前の記事に、「暗闇と扇ちゃんの間には、何か関係がありそうですね。まぁ、扇ちゃんの瞳が『暗闇』と表現されているわけですが、彼女の登場と暗闇の登場のタイミングが合っている気がしますね」と書いてもいたのですが、こちらも、ハズレというわけでもなさそう。　伊豆湖さんの説明によれば、怪異が怪異としての役割を果たしていない場合に暗闇がやってくるという。つまり、暦くんが吸血鬼に近づいた場合、あるいは、忍ちゃんが完全な吸血鬼に戻った場合、今までのような行動をとっていると、暗闇を引き寄せるということなのだろう。　すでに、扇ちゃんは、撫子ちゃんに接触していることが気になりますね。まさしく、神の如き力を得た人間というものは、イレギュラーな存在と言えるはず。撫子ちゃんへの切り札は、暗闇なのかもしれない
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